[コンドミニアム] 賃貸契約の更新?引っ越し?

October 04, 2022 11:00

こんにちは!リーラコーエンマレーシアの五十嵐です。

 

マレーシアでは、室内でのマスク着用義務も撤廃され(マスク着用の推奨は継続中)ほぼ完全にコロナ前の日常が戻ってきました。

2020年の上旬からの約2年間は、世界的に蔓延したコロナウイルスによって多くの方々の生活に影響を与えてきたことでしょう。

 

現在はコロナ前と同様の生活が戻ってきた一方で、望ましくない”モノ”まで戻ってしまったと嘆く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、《コロナ禍で賃貸契約したコンドミニアムの更新 or 引っ越し》について記述させていただければと思います。

*この記事の内容は、筆者の体験談(不動産担当者からの説明含む)に基づいているため、一部誤認識が含まれる可能性もございます。

 

 

☆★☆こんな方々におすすめ!!!☆★☆

『コンドミニアムの契約更新が近づいている方』

『コロナ禍で賃貸契約をされた方』

 

☆★☆【目次】☆★

1. はじめに ~withコロナで賃貸料金が上昇~

2. 「1+1年契約」の2年目で家賃は引き上げ

3. 現在の家賃相場を確認する

4. 賃貸契約の更新?引っ越し? ※番外編あり

5. おわりに

 

1. はじめに ~withコロナで賃貸料金が上昇~

 

マレーシアは、東南アジアのなかでもトップクラスのコストパフォーマンスが期待できる居住環境として有名です。

オートロックや24時間警備員常駐・高層マンション・家具付き・ジムやプールの施設は一般的な条件であり、

一人暮らしで2LDKの物件などに住まれる方も少なくありません。

 

立地などにもよって家賃は異なりますが、私が実際に契約した2021年秋ごろでは上記の条件で約5万円 / 月で契約をしています。

しかし、コロナ禍で借り手が見つからないという状況であったため破格の値段設定になっていることは間違いありません。

 

2022年現在、契約から1年を迎えるため更新時期がやってきたのですが、、、

なんと、約2万円の家賃UPを持ち掛けられました!!!(それでも安いけど...)

 

そこで今回は、家賃UPの要求されたときの対応について経験談からお話しさせていただきます。

 

 

 

2. 「1+1年契約」の2年目で家賃は引き上げ

 

マレーシアのコンドミニアム賃貸の契約では「1+1年契約」というものがございます。

単なる1年契約と違い、契約日から1年経過後の+1年(Option to renew)の間は住居人は2か月前通達でペナルティなしでいつでも退去できます。

一方で、物件オーナーは2か月前通達でいつでも住居人を退去させることができます

※契約から1年未満の場合、住居人が退去を希望するならデポジット(家賃数か月分)は返却されません [ペナルティ]

 

そこで今回、私の物件オーナーは契約から1年経過するタイミングに合わせて事前に(実際は1か月半前通達だった怒)、

家賃値上げを持ち掛けてきており、その金額を支払いたくないなら退去してもらうという内容でした。

 

しかしこれは、コロナ禍でマレーシア生活を始めた方々にとっては誰もが直面するであろう状況かと思います。

それは、契約当時から家賃相場は戻ってきており[上がっており]、オーナーにとっても安く貸し出し続けることは損だからです。

 

それでも、約2万円は驚きでさすがに引っ越しも検討に入れて考えました。

(当時、家賃交渉でだいぶ下げたので金額幅のGAPが大きく感じました...)

 

 

 

3. 現在の家賃相場を確認する

 

まずは、現在の家賃相場を知りましょう!

リサーチせずに家賃アップを受け入れたり、断るのはまだ早いです。

 

当時契約した際と同様に、WEBサイトなどを使ってから不動産エージェントに連絡し相場観を正しく理解しましょう。

※(参考)過去の記事:【移住者必見】マレーシアでの物件探し ~ツール編~
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通常であれば、退去要求時期の2か月前には通達があるのでそこから内見などをして探すのも大いにありだと思います。

大体の家賃相場がわかったところで、家賃UPを要求された金額が妥当なのか判断してもらえると良いです。

なお、新規契約時と同様に更新時の提示額からRM100(約3,000円)を毎月の家賃から下げる交渉は一般的に可能範囲ではないでしょうか。

 

 

 

4. 賃貸契約の更新?引っ越し?

 

最終的に家賃UPに応じて更新するか、引っ越しを決断するかはご本人次第になります。

 

前提としては、コロナ禍で契約した金額を継続することはかなり難しいことを想定しておくほうが良いでしょう。

オーナーが要求してきた金額が相場に近しいものであれば、物件に満足している限り要求に応じるのも良いです。

反対に、要求金額が相場より高くても、引っ越しの手間を考えると居座ってしまうという場合もあるでしょう。

 

私の場合は、要求額と同じ価格以下で物件を探すことに「同じ金額を出すなら新しい家に住みたい!」ということで引っ越しを決断しました。

その際、今まで知らなかった新しい情報が2つありましたので【番外編】として共有させていただきます。

 

【番外編】

駐在員特約(Expatriate clause)

2年契約以上の場合に適用可能で、契約期間内でも会社の辞令で異動が余儀なくされた場合、ペナルティがなく途中解約できるもの。

ただし、これはオーナーが契約内容に入れるかどうかを判断できるので「絶対」ではありません。

 

●契約期間中の内見拒否

退去予定が決定すると、「○日に内見に行きたいんだけど家にいる?」といった依頼が突然入ってくることがあります。

賃貸人同席は前提ですが、それでも契約期間中に他人が自分の家に入ってこられるのは気分良くないですよね...

こちらについて、現地不動産エージェントの知人の話によると、賃貸契約期間中の場合は拒否権があるそうです。

オーナーや当時の不動産エージェントは当然のように依頼してきますが何かと理由をつけて断ることができるそうです!

 

 

5. おわりに

 

今回は、マレーシアのコンドミニアムの賃貸更新と引っ越しをテーマにお話しさせていただきました。

 

結論、私は家賃UP後の金額と同様以下の物件を内見して回り、最終的に引っ越しを決断しました。

コロナ禍で契約された方は1年後の家賃UP依頼は覚悟しておく必要があります。(元々が前例がないほどの大特価)

 

今回の私の体験談がすこしでもお役に立てば幸いです。

 

 

☆★☆

以上、《コロナ禍で賃貸契約したコンドミニアムの更新 or 引っ越し》についてまとめてみました。
マレーシア就職についてご検討の方は、お気軽にご相談くださいませ。

 

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