マレーシア就職ガイド|日本人向け求人の探し方から就職までの流れを解説【2026年版】
こんにちは!リーラコーエンマレーシアです。
「マレーシアで働いてみたい。でも、何から始めればいいの?」
「英語に自信がなくても、年齢が高くても、就職できる?」
マレーシア就職に興味を持った方から、最初によくいただくご相談です。
マレーシアには、日本で積んだ経験や日本語力が求められる仕事があり、海外で働く第一歩として選ぶ方もいます。ただ最近は、日本語に加えて、英語でのやりとりにも対応できる人材を求める求人が目立つようになってきました。就労ビザの条件や求人の探し方など、日本の転職とは違う点もあるので、事前に知っておくことが大切です。
本記事では、マレーシアで日本人の転職を支援してきたリーラコーエンが、マレーシアでできる仕事、求人の探し方、応募から入社までの流れ、そして「自分でも就職できる?」という疑問まで、順を追って解説します。
【目次】
- マレーシア就職ではどんな仕事ができる?日本人向け求人の特徴
- マレーシア就職の求人を探す3つの方法
- マレーシア就職までの流れ|応募から入社までの5ステップ
- マレーシア就職の難易度は?英語力・年齢・経験の疑問を解説
- マレーシア就職を成功させるための3つのポイント
- マレーシア就職を考え始めたらキャリア相談を活用しよう
- まとめ|マレーシア就職に向けて最初の一歩を踏み出そう
1. マレーシア就職ではどんな仕事ができる?日本人向け求人の特徴
マレーシアには、日系企業の現地法人や、アジアの拠点をマレーシアに置く外資系企業が多くあります。そのため、日本人の採用では、日本語力に加えて、英語で社内外とやりとりできることや、日本で培った経験が重視されるのが一般的です。
なお、マレーシアの会社に直接雇われて働く形を「現地採用」と呼びます。駐在員との違いや、給料・福利厚生の考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ マレーシアの現地採用とは?駐在員との違い・給料・福利厚生・ビザ条件を解説【2026年版】
1-1. 日本人が活躍できる主な職種
日本人向けの求人で多いのは、次のような仕事です。
- カスタマーサポート:外資系のBPO企業(業務の一部を請け負う会社)で、日本のお客様からの問い合わせに日本語または英語で対応する仕事
- 営業:日系企業の現地法人などで、日系やローカルのお客様を担当する仕事
- 製造業の技術職・品質管理:日系メーカーの工場で、生産や品質を管理する仕事
- 経理・事務・IT:日本の本社やお客様とやりとりしながら、社内の業務を支える仕事
どんな仕事に就けるかは、日本での経験と英語力の組み合わせで大きく変わります。
1-2. 求められる英語力・経験・スキル
求められるものは、求人によってかなり違います。
- 英語力:求人によって異なります。日本語を主に使うカスタマーサポートなどでは、少なくとも日常会話レベル、営業・管理職・専門職などでは準ビジネスレベル以上を求められることが多いです
- 経験:カスタマーサポートなどは未経験から応募できる求人もある一方、営業・技術・経理などは実務経験が求められることがほとんどです
- スキル:特定の業界の知識や、マネジメントの経験があると、選べる求人と給与の幅が広がります
「英語」と「経験」のどちらか、または両方を持っているほど、マレーシア就職の選択肢は増えていきます。
2. マレーシア就職の求人を探す3つの方法
マレーシアの求人を探す方法は、大きく3つあります。どれか1つに絞るより、組み合わせて使うのがおすすめです。
2-1. 求人サイトを活用する
まずは求人サイトで、どんな仕事があり、どのくらいの給与なのかをつかむところから始めましょう。気になる求人があれば、そのまま応募することもできます。
2-2. 転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談すると、公開されていない求人を紹介してもらえたり、英文レジュメの添削や面接対策などを手伝ってもらえたりします。
特に「自分の経験で、どんな求人に応募できるのか分からない」という段階の方は、早めの相談が近道です。
2-3. 企業に直接応募する
働きたい会社がはっきり決まっている場合は、企業の採用ページから直接応募する方法もあります。ただし、就労ビザの申請や条件の交渉も自分で進めることになるので、マレーシアでの転職が初めての方は、エージェントと並行して進めると安心です。
3. マレーシア就職までの流れ|応募から入社までの5ステップ
ここからは、応募から入社までの流れを5つのステップで見ていきます。
3-1. STEP 1:希望条件とキャリアプランを整理する
最初に、「なぜマレーシアで働きたいのか」「マレーシアで何を身につけ、その後どんなキャリアにつなげたいのか」「給与や勤務地の希望」を整理しておきましょう。
3-2. STEP 2:求人を探して応募する
応募には、日本語の履歴書・職務経歴書に加えて、英文レジュメが必要になることが多いです。どんな書類が必要かは、こちらにまとめています。
▶ 【2025年6月更新!!】マレーシアの就職・転職のキホン~必要書類まとめ~
3-3. STEP 3:書類選考・面接に進む
日本から応募する場合、面接はオンラインで行われるのが一般的です。英語での面接がある求人もあるので、自己紹介や志望動機は英語でも話せるように準備しておくと安心です。
▶ 【2026年版】マレーシア就職のオンライン面接対策 ー傾向・準備・合格のコツを徹底解説ー
3-4. STEP 4:内定条件と就労ビザを確認する
内定が出たら、オファーレター(雇用条件通知書)で、給与・福利厚生・勤務時間・契約期間などの契約内容を確認します。記載内容に納得したら、内定承諾します。その後、内定先企業にて就労ビザの申請を進めていただきます。
就労ビザが承認されるまでは、渡航の日程を決めきらないようにしましょう。内定先企業と相談しながら進めていくことをおすすめします。
3-5. STEP 5:渡航準備を整えて入社する
ビザの見通しが立ったら、日本での手続き(住民票、年金、保険など)や、マレーシアでの住まい探しを進めます。やることが多いので、リストで確認しながら進めるのがおすすめです。
▶ 【保存版】マレーシア就職内定〜渡航までに必要な準備リスト
4. マレーシア就職の難易度は?英語力・年齢・経験の疑問を解説
マレーシア就職の難しさは、人によって大きく変わります。ここでは、よくいただく4つの疑問にお答えします。
4-1. 英語が苦手でも可能?
日本のお客様に日本語で対応するカスタマーサポートなど、日本語を中心に働ける求人もあります。ただ、社内のマレーシア人スタッフとのやりとりや書類では英語を使う場面が多く、日本語だけで働ける求人は減ってきています。
ただ、英語ができると選べる求人の数も給与の幅も広がるので、海外転職を検討することにした時点から学習を始めていくと、次のキャリアにもつながります。
4-2. 未経験でも目指せる?
職種によっては目指せます。リーラコーエンマレーシアでは、主にカスタマーサポートの求人などで、未経験の方を歓迎する求人を扱っています。
一方で、営業・技術・経理などの仕事は、実務経験が求められることがほとんどです。また、就労ビザ(EP)の取得には学歴や職務経験の条件もあるため、未経験歓迎の求人でも、応募条件は求人ごとに確認しましょう。今までの経験を活かせる職種から探すと、マレーシア就職の可能性はぐっと広がります。
4-3. 年代別に意識したいポイント
マレーシア就職では、年代ごとに意識すべきポイントも変わります。
- 20代:未経験から応募できるカスタマーサポートやポテンシャル採用などの求人もあり、海外でのキャリアを始めやすい年代です。働きながら英語や実務経験を積むことで、次のステップにつなげやすくなります
- 30代:今まで経験を積んできた経験を元に即戦力として期待される年代です。ご自身の経験や実績を数字を交えて具体的にお話しできるように準備しましょう
- 40代以降:業界の専門知識やマネジメントの経験が強みになります。シニア層の経験を求める求人も少数ながらあるので、経験を活かせる求人に絞って探すのがおすすめです
4-4. 確認したい就労ビザの条件
マレーシアで働くには、多くの場合、会社が申請する就労ビザ「EP(Employment Pass/雇用パス)」が必要です。2026年6月1日以降の新規・更新申請から、EPの最低給料(基本給)が引き上げられました。
つまり、マレーシア就職では、基本給が少なくともRM5,000以上の求人が前提になります。ただし、給与の基準を満たしていても、ビザの承認が保証されるわけではありません。
※2026年10月時点で公表されている情報にもとづいています。
▶ 【2026年6月更新】マレーシア就労ビザ(EP/雇用パス)条件が大きく変更されます
5. マレーシア就職を成功させるための3つのポイント
5-1. 給与だけでなく生活費も確認する
マレーシアの給与は、日本円に換算すると低く見えることがあります。ただ、家賃や食費は抑えやすいため、「月給」だけでなく「生活費を引いていくら残るか」で考えるのがおすすめです。
▶ マレーシアで働く日本人の給与はいくら?現地採用の実態【2026年版】
5-2. 応募条件と自分の学歴・職歴が合っているか確認する
就労ビザの審査では、学歴や職務経験も確認されます。応募する前に、求人の応募条件(学歴・経験年数など)と自分の経歴が合っているかを確かめておきましょう。福利厚生や契約期間も会社によって大きく違うので、オファーの段階で一つずつ確認することが大切です。
5-3. 早めに転職活動を始める
マレーシア就職では、選考に加えて、就労ビザの申請や渡航の準備にも時間がかかります。おおよその目安は、書類選考から内定までが約1〜2か月、就労ビザの申請から取得までが約2〜3か月です。上記のスケジュールを基にご自身のタイミングに合わせて転職活動を開始していきましょう。
6. マレーシア就職を考え始めたらキャリア相談を活用しよう
「自分の経験で応募できる求人はある?」「英語はどのくらい必要?」「何歳まで挑戦できる?」
こうした疑問の答えは、一人ひとりの経験や希望によって変わります。リーラコーエンマレーシアでは、日本人キャリアアドバイザーが、求人のご紹介から書類・面接の対策、入社までのサポートを無料で行っています。まだ応募するか決めていない段階でも、お気軽にご相談ください。
7. まとめ|マレーシア就職に向けて最初の一歩を踏み出そう
マレーシア就職は、日本で積んだ経験や日本語力を活かせる場面がある、日本人にとって身近な海外就職の選択肢のひとつです。一方で、英語での業務に対応できるかどうかで選べる求人の幅は大きく変わり、2026年からは就労ビザの給料条件も引き上げられました。
まずは、求人を見て「どんな仕事があるか」を知ること。そして、自分の経験でどこまで挑戦できるかを整理すること。この2つが、マレーシア就職への最初の一歩です。
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