【重要】【2026年1月16日更新】マレーシア就労ビザ(EP/雇用パス)条件が大きく変更されます

こんにちは!リーラコーエン マレーシアです。
今回は、マレーシアで働く日本人にとって非常に重要な制度変更について解説します。
2026年6月1日から、マレーシアの就労ビザ(EP : Employment Pass/雇用パス)の条件が大きく変わることが正式に発表されました。
「まだ先の話でしょ?」「今EPを持っているから大丈夫」
そう思っている方ほど、一度は必ず目を通してほしい内容です。現時点で分かっている情報を、分かりやすくまとめます。
※なお、本記事は2025年6月16日時点で公表されている情報をもとに作成しています。EPの申請時には、事前に専門機関へお問い合わせください。今後、追加ルールや運用変更が出る可能性があります。
【参照】
雇用パス発給要件、6月改定:NNA ASIS アジア経済ニュース
REVISION TO EMPLOYMENT PASS (EP) MINIMUM SALARY REQUIREMENTS FOR EXPATRIATES:MDEC(Malaysia Digital Economy Corporation:マレーシア政府のデジタル経済を推進する公的機関)
Revision Of Minimum Salary For Employment Pass For Expatriates Is Timely, Will Safeguard Local Talent Pool:Bernama.com(マレーシア政府公認の内務省傘下のメディア)
【目次】
1. マレーシア就労ビザ(EP)変更まとめ
2. マレーシア就労ビザ(EP)のカテゴリー毎の違い
3. 最後に
1. マレーシア就労ビザ(EP)変更点まとめ
最も大きな変更点は「最低給与ライン」になります。
今回のEP改定で、最も影響が大きいのが最低給与要件の引き上げです。
ほぼすべてのカテゴリーで、従来より約2倍に引き上げられます。加えて、在留できる「最長年数」が設定されます。
簡単にまとめると以下の通りです。
1.1 EP(雇用パス)最低給与条件|変更前・変更後の比較表

ポイント
-
ほぼ全カテゴリーで最低給与が約2倍
-
2026年6月1日以降の新規発行だけでなく、更新申請も対象
具体的には、「カテゴリー IIでRM7,000〜9,000/月くらい」
という条件で働いていた日本人の方は、更新時に条件を満たさなくなる可能性があります。
1.2 2026年6月1日以降の申請が対象
この新ルールは、
2026年6月1日以降に提出されるEPの新規・更新申請から適用されます。
つまり、
-
これからマレーシア就職を考えている方
-
すでにEPを持っていて、今後更新予定の方
どちらも影響を受けます。
「今EPを持っている=安心」ではなく、
更新時に新基準を満たしているかどうかが重要になるかと思われます。
1.3 在留できる「最長年数」も設定される
今回の改定では、給与だけでなくマレーシア就労ビザ(EP : Employment Pass/雇用パス)にて働ける年数の上限も明確に定められました。
-
カテゴリー I・II:最長10年
-
カテゴリー III:最長5年
2. マレーシア就労ビザ(EP)のカテゴリー毎の違い
ここまで最低給与の変更について見てきましたが、実はマレーシアの就労ビザ(EP : Employment Pass/雇用パス)は、
「どのカテゴリーで申請されるか」によって、家族帯同の可否や承認プロセスが異なります。
今後のEP制度変更を踏まえると、
この「カテゴリー差」はこれまで以上に重要なポイントになると考えられます。
① 家族帯同(Dependant Pass)の可否
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項目 |
カテゴリー1 |
カテゴリー2 |
カテゴリー3 |
|
配偶者・子ども帯同 |
可能 |
可能 |
不可 |
|
両親・成人子ども |
可能 |
可能 |
不可 |
カテゴリー3では家族帯同ができません。
② 職位・役割レベルの違い
同じ会社でも、役職次第で申請カテゴリーが変わります。
-
カテゴリー1
-
役員クラス/
-
統括マネージャー/拠点長ポジション
-
高度専門職
-
その他意思決定権を持つポジション
-
-
カテゴリー2
-
マネージャー
-
中堅専門職
-
チームリーダークラス
-
-
カテゴリー3
-
技術職
-
事務職
-
若手・ジュニアレベルのポジション
-
③ 審査の厳しさ・手続きの違い
|
項目 |
カテゴリー1 |
カテゴリー2 |
カテゴリー3 |
|
審査難易度 |
低 |
中 |
高 |
|
追加承認 |
ほぼ不要 |
通常不要 |
必要な場合あり |
|
職務内容説明 |
簡易 |
標準 |
詳細必須 |
カテゴリー3では、Ministry of Home Affairs Malaysia の事前承認が必要になるケースもあり、就労ビザの申請を行う企業側の申請負担が大きくなります。
④ 学歴・職務経験の見られ方
-
カテゴリー1・カテゴリー2
-
学歴・職歴と職務内容が合っていれば通りやすい
-
-
カテゴリー3
-
実務経験年数・スキル証明がより厳しく確認される
-
職務内容が曖昧だと却下されやすい
-
⑤ 企業側の採用ハードル
|
項目 |
カテゴリー1 |
カテゴリー2 |
カテゴリー3 |
|
企業の説明責任 |
低 |
中 |
高 |
|
承認スピード |
速い |
標準 |
遅め |
カテゴリー3は企業側の手続き負担が大きいのが特徴です。
3.最後に
今回のEP制度改定は、
マレーシアで働く日本人にとって確実に影響のある変更です。
今後も追加情報や詳細ルールが発表される可能性がありますので、
最新情報が出次第、こちらのブログでも随時アップデートしていきます。
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