【あなたはどちら?】マレーシアと日本それぞれのキャリア

マレーシア生活情報June 28, 2022 11:00

こんにちは!リーラコーエンマレーシアの山田です。

 

マレーシアでは、新型コロナウイルス対応として実施されていた入国制限が4月1日に撤廃されて以降、他国から100万人以上の方が入国されたとのことで、規制により活動を控えられていた方がいよいよ目に見える形で行動に移される傾向がみられ、また視察を兼ねたマレーシア旅行を計画されている方も出てき始めており、非常に嬉しく思っております。

さて今回は、ご自身のキャリアを長い目で見た時にイメージしておいた方がよい考え方として、日本とマレーシア、それぞれの場所で得られるメリットや特徴について、キャリアの観点からお話をさせていただきます。 

 

【目次】

1. あなたにとって最も大事なことは?
2. “
マレーシアで働く”と“日本で働く”それぞれのメリット
3. 後悔のないキャリアを築くために

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マレーシア就職・転職を検討中の方は、ぜひリーラコーエンマレーシアまでお気軽にご相談くださいませ

 

1.あなたにとって最も大事なことは?

 

 

近年、リモートワークや兼業・副業、またフリーランス、投資家としての活動など、働き方・稼ぎ方の多様化が急速に進んでいる一方、一企業に所属して固定の時間で勤務し必要に応じて残業、といったサイクルで働かれている皆さまもたくさんいらっしゃることと思います。ここは業界や職種によっても大きく異なるところだと思います。

私は、最初は日本の企業に就職し、その後日本国内で現在の人材業界へ転職、そして人材業界での経験を活かしてマレーシアへの転職と、国内・海外それぞれの転職を1度ずつ経験し40代に入っておりますが、世の中の変化とともに多くの組織やそこで働く人のスタンスの変化を肌で感じ、またそこに合わせて自身も葛藤しながら適応できるように努めてきたように今振返って思います。

一方で、適応することに意識を置きすぎて自分を見失わないように、自分らしくあり続けながらの自己実現を目指して、“変化すべきこと”と“変化すべきでないこと“を明確にするようにも努めてきたのですが、キャリア形成においては、“変化すべきこと”を柔軟に学び、受入れていくことはもちろんのことですが、それと同時に”変化すべきでないこと”(=大事にしていること)に明確な理由を持ちそれをご自身なりに言語化できることが非常に大切だと思っています。

 

◆大事にしていることに優先順位を付ける◆

突然ですが、「あなたが大事にしていることを1つ挙げてください」と言われると、すぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか?

家族、恋人、友人などの周りの“ヒト”や、お金、車、携帯電話などの“モノ”、趣味、交流、食事、睡眠などの“コト”など、切り口も様々ですし、1つに絞り込むことはなかなか難しいですよね。私も唐突に問われると、「全部なのでなかなか1つに絞れません」と言いたくなるのが本音です。

おそらく上で挙げたことは、優先順位こそ違えど多くの人にとって大事なものだと思うのですが、ここでのポイントとしては、優先順位を付けてそれを頭に入れて動けているかどうか、ということになります。

私は、キャリアアドバイザーというお仕事柄、よく、“仕事選びに最も重視されていることは何ですか?”とおたずねすることが多いのですが、最近はインターネットなどで得られる情報も多いからか、業種や職種などで具体的な内容で伝えてくださる方も多いと感じています。

ただ、先程の例で“ヒト”や“モノ”など具体的なものに対しては、その選択理由や背景までが深いところまで整理されていると次のアクションが取りやすく、特に今回のテーマとさせていただいた“マレーシアか日本か“といった大きな意思決定をするうえでは、長い人生を見据えながらも、その時々の優先順位を明確にして実行していく、というのはまずもって重要な考え方になると思います。

 

◆定期的に優先順位を振返り、適度な割切りや軌道修正を受入れて実行する◆

近年、仕事内容は多様化しており、“働き方改革”、さらには“生き方改革”という言葉も出回るようになった中で、仕事の位置づけも人それぞれになってきていると思いますので、今の会社で必ず上のポジションを目指していく!であったり、何歳までに決めた金額まで給与を上げて貯金を作る!最近ですと、50歳までに”FIRE(Financial Independence, Retire Early‐経済的な自立と早期リタイア)”を目指す!などの強い継続意志が求め続けられる目標設定をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、一方で、一度決めたことに執着するがあまりに自分を追い込み過ぎてしまうと、燃え尽き症候群になってしまったりその時に本当に大事なものを見失ってしまうリスクもはらんでいるように思います。世の中の変化も激しい中で、誠実にかつ継続的に取組んでいるはずなのに知らぬ間に将来につながらない取組みや習慣から抜け出せない状況に陥っている・・といった問題意識をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

だからこそ、その時々で大事にしていることを定期的に振返りながら、大事にしていることが満たせる選択肢の中で現状から少しでも前に進める意思決定ができているか、細部のこだわりを捨ててタイミングを大事にした選択ができているか、求めることがすぐに叶わない場合、将来の実現のために必要なスキルや経験の習得に動くなど、すぐに切りかえて次の優先順位となるアクションが取れているかといった、適度な割切りや軌道修正による実行こそが重要だと思います。

 

2.“マレーシアで働く“と”日本で働く“それぞれのメリット

 

 

さて今回の本題です!

最近では学業の過程を終えてすぐにマレーシア就職、またはコロナ禍で一度見合せた海外就職を再び目指すために日本でのキャリアよりもマレーシア就職に切りかえる、といったご相談ケースが以前より増えてきていることを実感しております。

これは、各国間で比較的自由な行き来ができるようになったことも相俟ってますます加速していくのではないかと予想しておりますが、このような背景を踏まえ、ここではマレーシアと日本、それぞれの場所で働くことが後々にどのようなメリットをもたらすのかについて触れてまいります。

 

◆マレーシアで働くことにより得られることやポイント◆

前述の通り、マレーシアで最初のキャリアをスタートする、もしくはキャリアの基礎を築く、という方針でご検討いただく方は年々増えてきている印象ですが、日本での新卒採用時期が大学卒業の約1年前となる一方で、マレーシアには新卒採用という定義は存在しないため、中途採用者と同じく企業の採用時期に合わせた活動スタンスが求められます。これにより、新卒の方にとっては日本での就職活動機会をスキップし、マレーシア就職一本で活動する(もしくは日本以外の国も含めてタイミング重視で活動する)という意思決定がまずは求められます。

でもこれって、かなり覚悟と勇気がいりますよね?

また、就労ビザ取得の観点からも、就業経験不要かつ業務未経験可能な求人に選択肢が限られるわけですが、このような意思決定により、早期にマレーシアで働く選択をすることにより得られるメリットとしては、以下が挙げられるでしょう。

 

・独自性が磨かれる

自分次第でより多様なコミュニティ形成が可能となり、また現地でこそ経験できる直接的な関わりを通じて、自身の常識の範囲を拡げていくことが可能でしょう。

また、このような実体験から得られるものは、ご自身での応用もしやすいことから、独自の観点を育むきっかけになるのではないかと思います。

当然、最低限の常識は持合せたうえでになりますが、独自のネットワークや経験を身に着けておくことは、将来的に他者との差別化に繋がり、ビジネス上の飛躍のきっかけをつかむことができるかもしれません。

そのためにも、ただ身を置くだけではなく、日々好奇心を持って理解する姿勢や体験したことを振返る習慣などが、引出しを増やし、独自性にさらに磨きをかけることに繋がると思います。

 

・バランス感覚や意志決定スキルの向上

マレーシアでは比較的計画よりも決定・実行、前広な情報開示よりも決定後の瞬発力が要求されるケースも多い中で、周囲との関係性や影響度を意識しながら、どこまでを準備しどこまでを都度判断にするか、どこまでを実行しどこを割切るのか、または軌道修正するのかなど、不透明な事柄に対していかにして向き合っていけるかが、快適な生活を続けられる大きなポイントだと感じています。

このような環境だからこそ、日々発生する知らなかったことや異なる習慣に対して抵抗感や反発心を持つことなく寛容になりやすく、自分なりのバランス感覚が身につきやすいように思います。

異質な事柄に対しても体感しながら判断する習慣を早い段階で養うことができれば、より幅広い事柄に対して苦手意識を持たずに向き合っていくことができるのではないでしょうか。

先の見通しが難しい現代社会だからこそ、不確実な事柄に対して円滑な意志決定を行えることは、自身を助ける非常に重要なスキルになると思います。

 

・自力で生きる力の向上

そしてもう1点、マレーシアで現地採用として働く場合、所属先の就労ビザと福利厚生のもとで受けられるサポートを除き、自国であれば当たり前に受けられるサポート(社会保障や安全の確保など)が無いため、自己責任で過ごしていくということになります。

だからこそ、例えば税金申告や各種法制、住宅の契約、資産管理など、 “じぶんごと”として詳細を理解する意識が高まりやすくなり、サポートの充実した環境にいる方より苦労は多い分、自力で生きる力は向上すると思います。

特に実家暮らしが長く一人暮らしのご経験が無い方や特定のコミュニティで生きてこられた方などにとっては、これまでの常識が通じずに戸惑うことも多いかもしれませんが、新たな発見や学びを楽しめる方にとってはきっと貴重な経験になると思います。

 

◆日本で働くことにより得られることやポイント◆

私はこちら側の人間でしたが、正直申し上げて、もっと早く機会を得ておけばよかった・・・と心からそう思っています。

その一方で、日本でのキャリアも無駄ではなかったですし、日本で得られた経験は確実にマレーシアでも活かせており、個人的には日本でのキャリアを重ねてからマレーシア就職を選択したことについては満足しています。

特に、以下の点を育めたことが良かったと思っています。

 

・基本的なビジネスマナーや応対スキルの習得

日本には新卒採用・第二新卒という制度もあるように、その枠で採用された方に対しては、ビジネスをするうえで重要な心構えや応対方法、基本的マナーなどの理解が得られる内容の導入研修を一から実施していただける会社も多く、また同じタイミングでキャリアをスタートする同世代の人達を横に見ながら基礎固めができるということがあります。

特に大手企業になるほど、業務スキル以外の学びが得られ、その上で給与までいただけるというのはありがたいお話だったなと振返って感じております。

 

・社内外の人間関係構築のためのトレーニング機会が得やすい

特に、ご経験豊富な社会人の方にとっては釈迦に説法ですが、ビジネスにおいて、どんな仕事でも一人で全てを完結することはできず、お客様や取引先企業、委託会社や社内の上司・同僚、サポートしていただける関係者など、インパクトの大きな業務になればなるほど、多くの人を巻き込んで業務を遂行することになります。

入社間もないタイミングでいきなり多くの関係者を巻き込むような売上インパクトの大きな業務の全権限を与えられるといったことはめったになく、一方で、どのような会社においても、売上インパクトの大きな業務であればあるほどベクトルの異なる利害関係者の協力を得ることや多くの味方を得ることは必要不可欠です。

このような中で、自分の成長速度に合わせて部分的に役割を与えられながらその練習ができる環境が設けやすいということは、不安が先に来てしまう人や自分に自信を持てないタイプの人にとっては、経験を通じて自分に自信をつけていくことができる環境が得られやすいという点においてよいかもしれません。

 

・セルフマネジメント(業務面・精神面)

自分をより深く知って物事を実行するという観点で、自分の能力や許容範囲を理解しそれを踏まえてプランを修正できる機会がより多く得られやすいと思います。

例えば、仕事を辞めて小休止することであったり、出産・育児、家族のケアなど、様々なプライベートにおける事情により働き方を見直さなければならなくなった場合に、その選択肢が取りやすいということなどがあると思います。

精神的に苦しくなった時のセーフティネットが国として設けられていることなども、生活する・働くうえで不安要素や前提条件の多くなってしまいがちな方にとっては、安心材料と言えるでしょう。

 

3.後悔のないキャリアを築くために

 

 

マレーシアで働くことと日本で働くこと、どちらが良いという白黒をつける話ではなく、いずれの選択においても得られるメリットはあるわけですが、将来のキャリアプランを見据えてその時最も大事にしていることやできる選択と実行、あとはご自身だけでなくご家族などご自身を取巻く環境から先々予想されることも念頭に置きながらも、予想できない未来に捉われすぎることのない柔軟な意思決定をいただくことが重要かと思います!

チャレンジできる業務の選択肢はキャリアを重ねることで変化していくことから、今のご自身のキャリアでチャレンジできるタイミングを逃さず、一方で受け身な姿勢でただ流れに任せた意思決定をしてしまうとそれまで重ねた時間が無駄になるリスクもあるため、どのようなご理由にせよ意思を持って決断することが不可欠だと思います。

また、ご自身のスキルや経験値など、現在地の定期チェックやアップデートに意識を置く習慣を持つことで、いつも同じスタンスで意志決定してしまうということが新たな機会損失を招くことも多分にあると思いますので、どうかご自身のキャリア設計に対して常にアクティブに適宜アップデートを重ねながら後悔のないキャリアを築いていただけることを切に願っております。

 

 最後に

 

 

以上、今回は、特にこれからのキャリアにおける意思決定ついてお悩みの方に対する記事を記載させていただきました。

本ブログを通して、これからのキャリアについて深めるきっかけとなられたようであれば幸いです。

マレーシア就職についてご検討の方は、お気軽にご相談くださいませ。

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