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[コンドミニアム] 賃貸契約の更新?引っ越し?

マレーシア生活情報October 04, 2022 11:00
 

こんにちは!リーラコーエン マレーシアです。

マレーシアのコンドミニアムに住んでいると、1年ほど経ったころに「そろそろ更新か…どうしよう」と悩む時期がやってきます。オーナーから家賃の値上げを提示されることも珍しくなく、「このまま更新すべき? それとも引っ越すべき?」という判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、マレーシアの賃貸契約の基本的な仕組みから、更新交渉のコツ、引っ越しとの判断基準まで、現地採用経験者のリアルな視点でまとめました。

※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。料金・制度は変動する場合があります。


1. マレーシアの賃貸契約「1+1年」とは?2026年も主流の契約形態を解説

マレーシアのコンドミニアム賃貸でよく使われる「1+1年契約」という形式をご存知でしょうか。

これは、最初の1年は通常の賃貸契約で、契約から1年経過後の+1年(Option to Renew)は少し条件が変わります。

+1年目(Option to Renew)の主な特徴

テナント側:2か月前に通達すれば、ペナルティなしでいつでも退去できる

オーナー側:同じく2か月前の通達で退去を求めることができる

⚠️ 最初の1年以内に退去を希望する場合は要注意
デポジット(家賃数か月分)の没収だけでなく、契約の内容によっては残りの契約期間分の家賃を一括で請求されるケースもあります。「デポジット没収だけで済む」と思い込まず、契約書の Early Termination(中途解約)条項 に何が書いてあるか、署名前に必ず確認しましょう。

2026年現在も、この1+1年契約はKLを中心に広く一般的な形式として使われています。契約書に「Renewal Option: 1 year」と記載があれば、この形式です。

なお、マレーシアには2026年時点でまだ日本のような借主を強く保護する単一の賃貸借法(Residential Tenancy Act)は未制定のため、契約書の内容が双方の権利・義務の主要な根拠となります。署名前に契約書をしっかり確認することが非常に重要です。


2. マレーシアの賃貸更新、まず確認すべき家賃相場の調べ方

更新時期が近づき、オーナーまたはエージェントから家賃UPの提案が来たとき、すぐに返事をする必要はありません。

まずは現在の家賃相場を調べましょう。

iPropertyPropertyGuruで同エリア・同条件の物件を検索し、今の家賃と比較してみてください。提示された金額が相場に近いのか、それとも高すぎるのかを判断する材料になります。

2026年7月時点 KL都市部周辺の家賃相場目安

タイプ 月額家賃の目安 円換算(1RM≒39.53円)
スタジオ〜1ベッドルーム RM1,800〜RM3,500 約7.1万〜13.8万円
2ベッドルーム RM2,800〜RM5,000 約11.1万〜19.8万円
3ベッドルーム以上(ファミリー向け) RM3,800〜RM6,500 約15.0万〜25.7万円

※円換算は1RM=39.53円(2026年7月3日時点)で計算。為替により変動します。

⚠️ KL市内を中心に賃貸の家賃は上昇傾向にあります。人気エリアや新築物件はこの範囲を超えることも多く、円安も重なり、日本円での負担感は以前より増しています。予算は余裕を持って考えておくことをおすすめします。

3. マレーシアの賃貸での家賃値上げ交渉のコツ!現地採用のリアルな体験談

相場を調べた結果、オーナーの提示額が相場並み、または相場より少し高い程度であれば、交渉してみる価値があります。

一般的にRM100〜RM200程度の値下げ交渉は可能な範囲とされています。筆者自身も、更新時の交渉で毎月RM50の値下げに応じてもらえた経験があります。

ただし、人気エリアや新築物件では値下げに応じないケースも増えています。その場合は、家具・家電の新調や追加を要望するのが現実的な交渉策です。

例えば:

  • 「デスクを追加してほしい」
  • 「洗濯機が古いので新調してほしい」
  • 「電子レンジを設置してほしい」

こうした要望に応じてもらえるケースもあります。

💡 交渉の記録はWhatsAppやメールで残しておくのが鉄則
「言った・言わない」のトラブルを防ぐためにも、口頭だけでの約束は避けましょう。

4. マレーシアでの賃貸更新 vs 引っ越し、判断チェックリスト

最終的に更新するか、引っ越しを選ぶかは総合的な判断になります。以下を参考にしてみてください。

✅ 更新を検討する場合

  • 提示された家賃が相場と同程度
  • 今の部屋・立地に満足している
  • 引っ越しの手間・費用(デポジット、引越し費用など)を考えると割に合わない

🏠 引っ越しを検討する場合

  • 提示された家賃が相場より明らかに高い
  • 同じ金額かそれ以下で、より良い物件が見つかる
  • 通勤・生活環境の変化などで住み替えのタイミングとして最適

筆者の場合は「同じ金額を出すなら新しい部屋に住みたい」という判断で引っ越しを決めました。引っ越し後に気づいたことが2つあったので、番外編としてご紹介します。


5. 【番外編①】マレーシアの賃貸契約「駐在員特約」とは?知っておきたい中途解約の条件

2年以上の契約を結ぶ場合に知っておきたいのが「駐在員特約(Expatriate Clause)」です。

これは、会社の辞令による異動や帰国が余儀なくされた場合に、契約期間中でもペナルティなく途中解約できる条項です。

💡 ただし、この特約はオーナーが契約に含めるかどうかを判断するため、必ずしも適用されるわけではありません。長期契約を検討している方は、契約書締結前に確認・交渉しておくとよいでしょう。

6. 【番外編②】マレーシアの賃貸、内見依頼は断れる?テナントの権利を解説

退去予定が決まると、オーナーやエージェントから突然「内見に立ち会ってほしい」という依頼が入ることがあります。

契約期間中のテナントには、内見を断る選択肢があります。ただし、契約書に内見の条項がある場合は、それに従う必要があります。

オーナーとの良好な関係を築くためにも、可能な範囲で協力するのがベターですが、プライバシーや生活への支障がある場合は遠慮なく相談しましょう。


7. まとめ:マレーシアのコンドミニアム賃貸契約更新、後悔しない選び方

今回は、マレーシアのコンドミニアム賃貸の契約更新と引っ越しについてまとめました。

  • 1+1年契約は2026年現在も主流の契約形式
  • 更新時の家賃UPは相場を確認してから判断する
  • 交渉はRM100〜200程度が一般的な範囲
  • 駐在員特約・内見拒否権など、知っておくと役立つ権利がある

物件探しの基本(サイトの使い方・エージェントとのやりとりなど)については、こちらの記事もあわせてご覧ください。

▶︎ 【2026年最新版】マレーシアで部屋を探すなら?物件サイトの使い方と失敗しないための注意点


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