マレーシアEPF退会・出国時の払い戻し手続き|体験談で解説する必要書類・流れ・所要時間

マレーシア生活情報July 24, 2026 17:31

こんにちは!リーラコーエンマレーシアです。

マレーシアでのお仕事を終えて帰国される際、忘れてはいけない手続きのひとつが「EPFの払い戻し」です。

2025年10月からは外国人従業員のEPF加入が義務化され、雇用主・従業員それぞれ2%の拠出が必須になりました。これに伴い、対象となる方の範囲も広がっています。出国時の払い戻し手続きの流れ自体は変わりませんが、念のため最新の制度を押さえておきましょう。
参考記事:マレーシアの給与明細のEPFって何?仕組み・利率・引き出し方を日本人向けに解説【2026年版】

今回は実際に同行したスタッフの体験をもとに、必要書類から当日の流れ、所要時間のリアルまで実録でご紹介します。手続きの詳細はケースやオフィスによって異なる可能性があるため、あくまで一つの実例としてご参考ください。



1. マレーシアEPF退会・払い戻しとは?マレーシア生活を終える前に準備すること

EPF(Employees Provident Fund/雇用者積立基金、通称KWSP)は、マレーシアで働く従業員のための退職積立制度です。就労ビザで働いていた外国人がマレーシアを離れる際は、この積立金を払い戻す(退会する)手続きが必要になります。

出国直前になって慌てないよう、事前に押さえておきたいポイントは以下の3つです。

✅ EPF退会・払い戻しは窓口での手続きが必要です(オンライン完結不可)。今回わたしたちが利用したのはクアラルンプールオフィスです。
✅ 必要書類は事前に揃えておく
✅ 当日は待ち時間が発生することを想定してスケジュールを組む

実際に窓口に行ってみないとわからないリアルな部分も多いので、この記事でできる限りカバーしていきます。


2. マレーシア生活の締めくくり、EPFオフィスに持参する必要書類4点

私たちが今回のケースで実際に持参し、受理された書類は、以下の4点です。

書類名 内容
Shorten Pass Slip
(ショートンパス承認通知)
雇用パスを短縮した際にImmigration(移民局)から発行される書類
Electronic Pass(ePass) マレーシア移民局が発行する電子パス
Bank Statement
(銀行口座の取引明細書)
氏名・住所・銀行名・口座番号が記載されているもの
Copy of Passport
(パスポートのコピー)
本人確認ページのコピー

[Shorten Pass Slipのサンプル]

[Electronic Passのサンプル]

[Bank Statementのサンプル]

 

[パスポートコピーのサンプル]

💡 上記4点+当日はパスポート原本を持参すればOKでした。今回のケースではそれ以外の書類は求められず、手数料もかかりませんでしたが、雇用パスの種類やご自身の状況によって必要書類が異なる場合もあるため、心配な方は事前にEPFオフィスまたは公式サイトでご確認いただくと安心です。

3. 実録!マレーシア・クアラルンプールのEPFオフィスでの手続きの流れと所要時間

当日の流れは、実はとてもシンプルです。事前に記入する申請フォームなどは特に求められませんでした。

🔸 STEP1. パスポートの確認と指紋登録

オフィスに着いたら、まずパスポートのスキャンと本人の指紋登録で照合を行います。

🔸 STEP2. 番号札を取る

指紋登録が終わったら、受付で順番待ちの番号札を取ります。

🔸 STEP3. 窓口で書類確認

番号が呼ばれたら窓口へ。担当者が持参した書類(上記4点+パスポート)を確認し、その場で再度指紋認証と署名を行います。

🔸 STEP4. 手続き完了

書類に問題がなければ、担当者が「Withdrawal Request Verification」という確認書類をその場で印刷してくれるので、それに署名すれば手続きは完了です。この書類は事前に用意する必要はなく、当日窓口で受け取るものでした。

⏱ 実際の手続き自体は、混雑さえしていなければ30分程度で終わるくらいスムーズでした。ただし、待ち時間が発生しやすく、私たちが行った際はトータルで2時間ほどかかりました。「思ったより早く終わるはず」と油断せず、時間に余裕を持ってスケジュールを組んでおくことをおすすめします。

📌 申請完了後の流れ

今回同行したスタッフのケースだと、EPFオフィス訪問日から3日後に銀行口座へ振り込まれたとのことです。ただし振込までの日数には個人差があるため、目安として参考にしつつ、振込状況はEPFアプリ(i-Akaun)またはEPF公式サイトでご確認ください。


4. マレーシアEPF退会・払い戻し手続き まとめ

マレーシアでのEPF払い戻し手続きは、私たちの経験では書類さえ揃えておけば、当日の流れ自体はシンプルでした。ポイントをまとめると以下の通りです。

✅ 必要書類は Shorten Pass Slip/Electronic Pass/Bank Statement/パスポートコピー の4点+当日パスポート原本(今回のケース)
✅ 事前記入の申請フォームは求められず、手数料もかからなかった
✅ 手続き自体は30分程度だが、混雑を見越して2時間程度はかかる想定でスケジュールを組む
⚠️ ご注意:本記事は特定の1事例に基づく体験談です。雇用パスの種類、個人の状況、オフィスの混雑状況、また制度変更などにより、必要書類や手続きの流れが異なる場合があります。手続き前に、EPF公式サイトまたは最寄りのEPFオフィスで最新情報をご確認いただくことを強くおすすめします。

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