【2026年最新】マレーシアの賃貸退去時の注意点!デポジット・費用・スケジュールを実体験で解説

こんにちは!リーラコーエンマレーシアです。
マレーシアのコンドミニアム賃貸は、プール・ジム・サウナなどの共用施設が充実しており、家具付き物件が多いのが特徴です。近年のマレーシアでは家賃の上昇傾向が続いており、以前と比べるとコスパ感は変わってきているのが正直なところですが、それでも日本と比べると同グレードの物件にリーズナブルに住めるケースは多く、マレーシア移住の魅力のひとつです。
そのため、これまでに関連記事を2本作成してきました。
今回は、実際に退去した際に経験した「事前に知っておくとよい注意点」をテーマにお届けします。
※この記事の内容は筆者の体験談(不動産担当者からの説明含む)に基づいており、物件・オーナー・エージェントによって異なる場合があります。
目次
- マレーシアの賃貸退去を決めるまで〜「契約更新」or「退去」の判断タイミング〜
- マレーシアの賃貸退去費用の実態!デポジットから引かれた請求項目と金額
- マレーシアの賃貸退去までのスケジュールと流れ
- 退去して気づいた!マレーシアの賃貸入居時の注意点2選
- まとめ:マレーシアの賃貸退去・入居で後悔しないために
1. マレーシアの賃貸退去を決めるまで〜「契約更新」or「退去」の判断タイミング〜

マレーシアの賃貸契約は、1年契約が一般的です。希望やオーナーとの交渉次第で2年契約にすることもあります。
※「1+1年契約」も通常の1年契約としてカウントされます。
※1年未満の短期契約はごく稀にある程度で、一般的ではありません。
賃貸契約の内容にもよりますが、一般的には契約満了の約2か月前になると、オーナーまたは不動産エージェントから「契約を更新するか、退去するか」の確認連絡があります。
※通知時期は契約書に定められているため、必ずご自身の契約内容をご確認ください。
そのタイミングまでに意志を固めておくことをおすすめします。
契約更新を希望する場合は、このタイミングで家賃の見直しや更新条件についてオーナーと交渉になるケースもあります。提示された条件を確認したうえで更新するかどうか判断すると安心です。
「更新する」場合は、提示された家賃と更新年数を確認して書類手続きをするだけなのでスムーズです。
今回、筆者は「退去」を決断しました。その際に実際に発生した費用・手続きの流れ・スケジュール感を次のセクションから詳しくご紹介します。
2. マレーシアの賃貸退去費用の実態!デポジットから引かれた請求項目と金額

「退去時に、いくら用意しておかないといけないんだろう?」
そんな不安を感じる方も多いと思います。結論から言うと、オーナーへの退去費用はすべてデポジットから差し引かれる形になるため、追加で現金を用意する必要はありませんでした。不動産エージェントへの支払いも発生しませんでした。
デポジット(敷金)の仕組み
マレーシアの賃貸では、入居時に一般的に家賃の2.5ヶ月分をデポジットとしてオーナーへ預けます。
一般的な内訳は以下のとおりです。
・Security Deposit(敷金):家賃2か月分
・Utility Deposit(光熱費保証金):家賃0.5か月分
※物件や契約内容によって異なる場合があります。
退去時の費用がこのデポジットの範囲内で収まれば追加支払いは不要で、差し引き後の残額が戻ってきます。
ただし、日本の敷金のように満額戻ってくることはほぼありません。以下、実際に請求があった(デポジットから差し引かれた)項目をご紹介します。
実際に請求された項目
● 部屋のクリーニング代:RM150(約6,000円)
入居時には清掃済みの状態で部屋が引き渡されますが、実はそのクリーニング代は「次の入居者=退去する自分」が負担する仕組みになっています。入居時に「無料でやってくれた」のではなく、退去時に回収される構造です。知らないと驚く慣習ですが、マレーシアの賃貸では通例となっています。
● エアコンの点検代金:RM160×台数分
マレーシアの賃貸にはエアコンが複数台設置されていることが多く、筆者の物件には4台ありました。扇風機のみ使用で一度もエアコンを使ったことがなかったにもかかわらず、台数分の点検料が請求されました。
※直近で業者に依頼して点検・修理をしてもらった場合は、領収書を保管しておくと免除になることもあります
● カーテンクリーニング:RM400(約16,000円)
これは正直、納得のいかない請求でした。入居中、束ねられたカーテンを一度も開いたことがなかったにもかかわらず、クリーニング代として約RM400が請求されました。しかも買い替えた場合のレシートの提示もなく、交渉も実りませんでした。こういったケースもある、という参考情報として共有します。
● 最終月の水道・電気代の残債
退去のタイミングによっては、最終月分の請求書が手元に届く前に退去日を迎えることがあります。その場合、最終月の光熱費はデポジットからの相殺となります。
● その他の請求について
備え付けの家具・家電や壁に傷をつけてしまった場合は、弁償代が請求される可能性があります。ただし、コップや消耗品など細かい小物類については厳密にチェックされることはなく、多少の紛失や破損は問題にならなかった印象です。
※この内容は筆者の体験に基づくものです。物件やオーナーによって異なる場合があります。
3. マレーシアの賃貸退去までのスケジュールと流れ

退去が決まったら、以下のような流れで手続きが進みます。
退去2ヶ月前:オーナーへ退去の意志を連絡
契約満了日の約2ヶ月前を目安に、オーナーへ退去の意志を伝えます。これが退去手続きのスタートです。あわせて新しい物件探しや荷物の整理を始めましょう。
退去日前後:内覧・部屋確認の申し出がある場合も
退去日より数日早く設定されたり、退去前に内覧の許可を求められることがあります。しかし、退去するまでは拒否する権利があります。部屋に他の人を入れたくない、ギリギリまで滞在したいという場合は断っても問題ありません。
退去日:最終チェック(約1時間)
退去日(または退去日以前に荷物を搬出した後)、不動産エージェントやオーナーと一緒に部屋の中を確認します。所要時間は約1時間程度です。
入居時の物品チェックリストをもとに、備品の状態・破損・紛失がないかを確認します。デポジットから差し引く金額については、その場ではなく後日連絡が届く流れでした。
退去から約1ヶ月後:デポジット返金
しばらく連絡がなく、退去日から約1ヶ月ほど経過した頃に、銀行口座にデポジットの残額が振り込まれていました。内訳は問い合わせれば確認でき、不明点や納得のいかない項目があれば交渉してみる価値はあります(筆者の場合は残念ながら実りませんでしたが)。
4. 退去して気づいた!マレーシアの賃貸入居時の注意点2選

今回の引っ越しにおいて、入居時に注意しておきたい点を以下のように2つにまとめてみました。これからマレーシアの物件を探される方は参考にしていただければと思います。
① 物件オーナーとの事前対面・入居後の連絡先取得
引っ越し前の物件では、オーナーと顔を合わせることもなければ、直接連絡を取ることも一度もありませんでした。入居時から数々の問題はあったのですが、退去するギリギリまでオーナーとは直接的に対話ができておりません。その結果、不本意な請求がこれまでもあり、残念な思いもありました。
入居前に物件オーナーと対面し信頼できることを確認し、さらに入居後もトラブルなどがあれば直接WhatsAppなどできる状態が理想です。
② 入居時には動画で部屋内を全体撮影
今回は破損や紛失による退去時の請求はありませんでしたが、念のため動画で残しておくのがいいと改めて感じました。
写真でも良いですが枚数が多くなるため、動画で細かいところまで近づけて撮影をしてヒビ割れや染色の状態保存をするのが効果的です。気が利く不動産エージェントの場合、入居前に撮影した動画をオーナーとのグループチャットに投稿してくれるので安心です。
5. まとめ:マレーシアの賃貸退去・入居で後悔しないために
今回は、実際に退去した際に経験した事前に知っておくとよい注意点をテーマにお話しさせていただきました。
- 退去費用はデポジットから差し引かれるため追加現金は不要だが、クリーニング代・エアコン点検代などは必ず発生する
- デポジットの返金は退去から約1ヶ月後が目安。内訳は確認できるので、不明点は遠慮なく問い合わせを
- 入居時にオーナーとの連絡先交換・部屋の動画撮影をしておくと、退去時のトラブルを大幅に減らせる
日本とは異なる慣習が多いマレーシアの賃貸ですが、事前に知っておくだけで心構えができ、不要なトラブルを避けることができます。今回の体験談が少しでもお役に立てれば幸いです。
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