マレーシアの病院事情ガイド|日本語対応クリニック・費用・緊急時の対処法
最終更新:2026年8月
本記事の情報は一般的な内容です。最新情報や個別の医療判断については各クリニックの公式サイト・専門家にご確認ください。

こんにちは!リーラコーエンマレーシアです。
弊社リーラコーエンでは、今まで多くの方にマレーシア移住に関する不安な点をお聞きしてきましたが、多くの方から病院が心配との不安をお伺いしています。
海外では、日本と同じ保険を使用することはできず、どのくらいお金がかかってしまうのか、またどの病院に訪れればよいのか。
今回は、そのようなみなさまの不安を取り除いていただくために、「マレーシアの医療機関」についてまとめさせていただきました。
今回のこの記事が、少しでもみなさまに役に立つことができると幸いです。
【目次】
- 1. マレーシアに日本人向けの病院はある?
- 2. マレーシアの病院・医療機関にかかる費用は?
- 3. マレーシアで大きな病気・緊急時の病院対応
- 4. マレーシアの病院・医療機関まとめ|安心して働くために
1. マレーシアに日本人向けの病院はある?

マレーシアには、国・公立病院や私立病院と、多くの病院が存在しています。これらはもちろん国籍を問わずにみなさま利用することができますが、すべて英語対応となっており、英語で症状や病気名などを説明・理解する必要があります。
ですが、マレーシアには日本語対応可能な日系の病院がいくつか存在します。今回は、その中から3つほどみなさまに紹介していきたいと思います。
1-1. ことびあクリニック
ことびあクリニックも、上記2つのクリニックと同様の、日本語対応可能な総合診療科クリニックです。モントキアラを中心に、KLCCやParkCity Medical Centre、Prince Court Medical Centreにもカウンター拠点があり、365日診察が可能です。
また、ことびあクリニックはオンライン診療にもフォーカスしており、オンライン診療であれば、夜22時までの受診が可能で、お薬もクアラルンプール近郊であれば、基本的には診療後1時間前後でご自宅にお届けが可能です。加えて、LINEでは24時間日本語対応を行っており、いつでも診察予約やお薬についての質問、医療相談が可能となっています。
オンライン診断では、一般的な風邪症状をはじめ、腹痛下痢などの内科、皮膚科、眼科症状などの症状の方を多く診療しています。
1-2. ひばりクリニック
マレーシア在住日本人の中で、もっとも知名度の高い日系医療クリニックがひばりクリニックです。
マレーシア国内にモントキアラ・ブキッビンタン・チッタモール・KLCC・ペナンの5院を展開しています(ブキッビンタン院は2025年に新規開院した最新の分院です)。
ひばりクリニックは総合診療科となっており、基本的にはどのような症状でも診察を受けることが可能で、ワクチン接種なども受けることが可能です。
モントキアラ本院・チッタモール分院・ブキッビンタン院は365日診療。
※各院の診療時間・休診日は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
オンライン診療も提供しており、9時〜18時の対応です。仕事が忙しくてなかなかクリニックに来れない、という方にもおすすめです。診察後にお薬が必要な場合は自宅への配送サービスもあり(お薬の種類によっては対象外の場合があります)。
1-3. あおいファミリークリニック
あおいファミリークリニックは、クアラルンプールのセランゴール州に位置するクリニックで、総合診療科です。
日本語翻訳者が常駐しており、日本語対応が可能なクリニックとなっています。
このクリニックは以上で挙げた「ひばりクリニック チッタモール施設」のすぐ近くにあり、これら二つの施設は両方とも日本人学校の近くに位置しています。
よって、お子様のいらっしゃる方には緊急時のクリニックとしても非常におすすめです。また、このクリニックのすぐ近くには、「さくらデンタルクリニック」という歯科医院もあり、歯科検診を受けることができます。

2. マレーシアの病院・医療機関にかかる費用は?

マレーシアには、日本の国民健康保険制度のようなものはありません。よって、もしご自身で診察料を払ってしまうと、日本とは比べ物にならないくらい高額なものとなっています。
しかし、マレーシアのクリニックでは、基本的にはどこも海外旅行傷害保険をお持ちの方は、キャッシュレスで診療を受けることが可能です。
どの会社の海外保険に加入すればよいのかわからない方もいらっしゃると思いますが、マレーシアでは、企業が保険に加入しており、社員全員が保険を使用できるケースも少なくないため、まずはご自身の会社に確認を取ることを推奨します。
マレーシアの現地医療保険は、提携先のクリニックや病院でキャッシュレス受診できる場合がありますが、補償範囲や自己負担の有無はプランによって異なります。
外来・入院の補償範囲、提携医療機関、年間上限、免責額など加入前に確認することが大切です。保険未使用で私立クリニックを受診する場合、風邪などの軽症なら診察・薬代込みで100〜200RM程度となることもあります。
3. マレーシアで大きな病気・緊急時の病院対応

万が一、緊急の状況になってしまった際、救急車を呼ぶ必要があります。
救急車を呼ぶ際には、マレーシアでのフリーダイヤルは【999】で、無料の救急搬送サービスです。しかし、999で呼んだ救急車では、日本のように状況によって医療機関を選択してくれるといったことはありませんし、時間帯によっては電話自体がつながらないケースもあり、さらに必ず国・公立病院に搬送されます。
以下は、そのような事態をさけるための救急車専門会社のリストです。これらの救急車を使用することによって、有料ではありますが、搬送先も決めることができます。
| 会社名 | 連絡先 |
|---|---|
| Red Crescent | 03-4257-8122 |
| St. John | 03-9285-5294 |
| Life Line | 03-7956-9999 |
| Life Care Home | 03-7785-1919, 1300-88-1919 |
※参考文献:在マレーシア日本国大使館 クアラルンプール,ジョホールバル周辺地域の医療情報
弊社のスタッフによりますと、国・公立病院は費用こそ、そこそこ安いものの長時間の待機、トイレが汚い、エアコンが無いなど、色々と不便な点が多いため、私立病院の使用をおすすめします。
以下は、有名な私立病院のリストです。
| 病院名 | ウェブサイト |
|---|---|
| Pantai Hospital Kuala Lumpur | 公式サイト |
| Sunway Medical Centre | 公式サイト |
| IHH Healthcare Berhad | 公式サイト |
| Beacon Hospital | 公式サイト |
※参考文献:BIZLAB Magazine【最新版!】マレーシアの主要病院12選〜医療・介護業界〜
4. マレーシアの病院・医療機関まとめ|安心して働くために

今回は、「マレーシアの病院」についてまとめてみました。
マレーシアでの生活、と聞くと「もし体調を崩したら」という不安を感じる方も多いのではないでしょうか。ですが、ここまでご紹介してきた通り、日本語で相談できるクリニックが既に整っており、もしもの入院時も日本語通訳のいる私立病院へ橋渡ししてもらえます。この「困ったときの動き方」さえ知っておけば、マレーシアでの暮らしは想像以上に安心できるはずです。
医療体制への不安が解消されれば、あとは新しい環境でのキャリアを踏み出すだけです!
本記事が、みなさまの新しい一歩を後押しできたら幸いです。
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