【体験談】実際にマレーシア就職した人に聞いた!応募から内定までのリアル

マレーシアお仕事情報September 04, 2026 18:47

 

「マレーシア就職って、実際のところどうなんだろう」

求人情報や生活情報は調べれば出てきますが、実際に応募して、面接を受けて、内定をもらうまでに何が起きるのかは、なかなか表に出てきません。

今回は、リーラコーエンマレーシア経由で実際にマレーシア就職を実現された4名の方に、アンケートでお答えいただいた内容を、担当したキャリアアドバイザーの視点も交えてご紹介します。転職を決めた理由から、選考でつまずいた点、実際にやってよかったことまで、リアルな声をまとめました。

マレーシア就職を検討している方にとって、等身大の判断材料になれば幸いです。

<今回お話を伺った4名>

  • Aさん(30代前半・男性)マレーシアのBPO企業に勤務
  • Bさん(30代前半・男性)フィリピン勤務。その前にマレーシアのBPO企業に約1年勤務
  • Cさん(20代後半・男性)日本の日系メーカーに約10年勤務
  • Dさん(30代半ば・男性)マレーシアのBPO企業に勤務。日本で営業を経験

【目次】

  1. マレーシア就職を決めた理由とは?
  2. マレーシア就職の転職活動で実際にやったこと
  3. マレーシア就職で応募から内定までの流れ
  4. マレーシア就職をして良かったこと
  5. マレーシア就職を考えている人へのアドバイス
  6. 最後に:マレーシア就職を成功させるために

1. マレーシア就職を決めた理由とは?

4名の方がマレーシア就職を決めた理由は、それぞれまったく異なっていました。

Aさん:BPOから別の業界・職種へキャリアアップしたい

すでにマレーシアのBPO企業で働いていたAさんの動機は、キャリアアップでした。

BPO企業では、カスタマーサポート以外の職種へキャリアを広げていくことのハードルが、どうしても高くなりがちです。できないわけではないものの、簡単ではありません。そこで「BPO以外の業界・職種で経験を積み、キャリアを構築していきたい」と、マレーシア国内での転職を決断されました。

これは実際、弊社にも多くいただくご相談です。

Bさん:給与への不満と「マレーシアが好き」という気持ち

Bさんは当時フィリピンで勤務されていましたが、給与などの条件面で不満を感じていました。

加えて、以前マレーシアで約1年間BPO企業に勤務した経験があり、マレーシアという国自体をとても気に入っていたことが決め手となり、マレーシアへの転職を決断されています。

Cさん:海外就職を幅広く検討した結果、マレーシアにたどり着いた

日本国内のメーカーで約10年勤務していたCさんは、当初からマレーシアだけを見ていたわけではありませんでした。欧米圏やオーストラリアなども含め、幅広く海外就職を検討していたそうです。

しかし調べていく中で、ビザの問題や、そもそも日本人向けの求人が少ないという現実にぶつかります。東南アジア以外の国では、ハードルがかなり高くなる。そこで「どの国であれば実現できそうか」という観点から絞り込んでいった結果、マレーシアが選択肢として浮上しました。

Dさん:日本での営業経験を活かせるポジションに就きたい

マレーシアのBPO企業に勤務していたDさんは、それ以前に日本の企業で営業を経験していました。

この営業経験を活かせるポジションに就きたい、というのがDさんの希望でした。ただし条件に合う営業の求人はなかなか出てこないため、中長期的なスタンスで転職活動を進めることになります。

共通しているのは、「なんとなく海外に行きたい」ではなかったこと。 4名とも、現状の何を変えたいのかがはっきりしていました。


2. マレーシア就職の転職活動で実際にやったこと

次に、4名が転職活動の中で実際に取った行動を見ていきます。

条件を広げて求人を探す

マレーシアにある日本人向けの求人は、決して多くはありません。そのため希望条件を絞り込みすぎると、そもそも応募できる企業がないという状況に陥り、マレーシア就職自体が難しくなってしまいます。

Bさんは、当初なかなか希望に合う求人が見つからず苦戦していましたが、求人を探す際に条件を広げたことが突破口になりました。

面接で自分の希望を臆せず伝える

条件を広げる一方で、Bさんは面接の中でご自身の希望を遠慮せずに伝え続けました。

「条件を広げる」ことと「希望を伝えない」ことは別です。応募の入口は広く取りつつ、選考の中では自分の軸をしっかり伝える。この両立が、最終的なオファー獲得につながりました。

可能性がありそうな求人は積極的に受ける

Cさんが挙げていたのは、行動量の重要性です。

面接を受ける企業の数を増やしていくと、自分が描いていた道やキャリアの可能性が開けていく実感があったといいます。案件数が限られている環境だからこそ、可能性のありそうなところには積極的に応募していく姿勢が効いてきます。

英語力を上げる

近年のマレーシアの求人市場では、英語力が求められる場面が増えています。英語不問の案件は年々少なくなっているのが実情です。

そのため、短期間であっても英語力を伸ばしておくことは、応募できる求人の幅を大きく広げます。実際に、フィリピン留学などで集中的に英語を学ぶという方法も挙げられていました。

特にBPO企業では選考プロセスに英語テストが組み込まれていることが多いため、応募前の対策がそのまま選考結果に直結します。

家族帯同の準備を並行して進める

Cさんのケースでは、ご本人だけでなく、奥様の転職も同時にサポートしていました。

さらに日本からペットも一緒に連れて行くことになったため、ワクチンの手配や渡航方法、マレーシアでの住居、ご夫婦の給与と生活費のバランスなど、確認すべきことが多岐にわたりました。家族で移住する場合は、こうした準備を転職活動と並行して進めていく必要があります。

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3. マレーシア就職で応募から内定までの流れ

ここでは、マレーシア就職の応募から内定までの流れを整理します。

ステップ1:求人を探す/応募する

まず求人を探して応募します。前述のとおり、条件を絞り込みすぎると応募できる企業がなくなってしまうため、この段階では間口を広く取ることが重要です。

ステップ2:書類選考

提出した履歴書・職務経歴書をもとに書類選考が行われます。

マレーシアの求人では、日本での職務経歴に加えて英語力をどの程度証明できるかが見られる場面が多くあります。TOEICなどのスコアをお持ちの場合は、書類の段階で明記しておくと選考が進みやすくなります。

ステップ3:英語テスト・適性テスト

マレーシア就職の選考で、日本での転職活動とはっきり違うのがこのステップです。

特にBPO企業では、面接の前後に英語テストが組み込まれているケースが多くあります。社内の公用語が英語であることがほとんどで、入社後すぐに英語で業務を回せるかどうかを、面接だけでなくテストでも確認するためです。

出題形式は企業によって異なりますが、一般的には次のようなものが実施されます。

  • オンラインの英語テスト(文法・リーディング・リスニング)
  • スピーキングの評価(録音形式、または面接官との会話で判定)
  • タイピングテスト(速度・正確性)
  • 実務を想定したロールプレイ(模擬対応など)

日本語対応のポジションであっても、社内コミュニケーションは英語というケースは珍しくありません。「日本語の求人だから英語は不要」とは考えず、テストがある前提で準備しておくと安心です。

なお、この点は今回お話を伺ったDさんのコメントとも重なります。Dさんが不安に感じていたのは語学力でした。社内コミュニケーションで使う英語と、商談や営業の場面で使う英語では、必要になる単語が異なってくるためです。日常的に英語を使っていても、業務の種類が変わればあらためて準備が必要になります。

ステップ4:面接を受ける

書類選考を通過すると面接に進みます。

ここで押さえておきたいのは、受ける企業の数です。Cさんが語っていたように、行動量がそのまま選択肢の広さにつながります。また面接の中では、Bさんのようにご自身の希望を臆せず伝えていくことが、条件面での納得につながります。

ステップ5:内定・オファー

選考を通過するとオファーが提示されます。

ただし、ここまでが一直線に進むとは限りません。Bさんは最終面接まで進んだ後にお見送りとなった経験もされています。1社の結果に一喜一憂せず、並行して動いておくことが結果的に近道になります。

Dさんの場合は、希望する営業職の求人がなかなか出てこなかったため中長期的に探し続け、最終的に日本本社での駐在案件で内定を獲得されました。駐在案件は数が多くないため、これはかなり良いキャリアアップの形といえます。

ステップ6:ビザの申請

内定後はビザの申請に進みます。

マレーシア就職では、このビザの手続きに時間がかかる点を見込んでおく必要があります。Bさんも、ビザの関係で転職までに想定以上の時間を要しました。退職時期や渡航スケジュールは、余裕を持って組んでおくと安心です。


4. マレーシア就職をして良かったこと

実際にマレーシア就職を実現した4名から、「良かったこと」として挙がった声をまとめます。

日本では積めないキャリアが積める

Aさんが挙げていたのは、日本では積めない特殊なキャリアを積めること、そして別の業界にチャレンジできたことでした。

マレーシア国内で、未経験から他業種へ転職するハードルは決して低くありません。Aさんの場合は、高い英語力と人柄を活かして実現されました。

自分で決められる、挑戦できる

Bさんが実感していたのは、自己決定ができることです。

日本から海外に出ると、物事を自分で決める場面が格段に増えます。その裁量の大きさや、挑戦できる環境そのものが良い点だと感じられていました。

キャリアの選択肢に「海外」が常にある状態になる

同じくBさんは、今後のキャリアを考えたときに、日本だけでなく海外という選択肢が常にある状態になったことを、非常に良かった点として挙げています。一度海外で働いた経験は、その後のキャリアの幅そのものを広げます。

マレーシア就職で英語力が身につく

マレーシアではローカルの方もほとんど英語を話しますし、地方に行っても英語がかなり通じます。日常生活そのものが英語の環境になるため、働きながら自然に英語力が伸びていきます。

多民族国家ならではの価値観の広がり

マレーシアは多民族国家です。さまざまな民族的・宗教的バックグラウンドを持つ人たちと一緒に働くことになります。

この環境で働くこと自体が、自分の価値観を広げてくれたという声が挙がっていました。

マレーシア就職後は穏やかに生活できる

日本、特に東京や大阪のような大都市と比べると、クアラルンプールはかなりのんびりしているという声もありました。仕事だけでなく、生活のペースそのものが変わることを前向きに捉えている方は多くいらっしゃいます。


5. マレーシア就職を考えている人へのアドバイス

最後に、4名からいただいたアドバイスをご紹介します。

可能性がありそうなところは、とりあえず積極的に受ける

マレーシアの案件数は限られているのが現状です。だからこそ、ご自身に可能性がありそうな求人には、まず積極的に応募していくことが大切です。

英語力は、短期間でも伸ばしておく

英語不問の案件が少なくなっている以上、英語力は応募できる求人の幅に直結します。フィリピン留学のように短期集中で学ぶ方法もあり、短期間でも伸ばしておくと案件の幅が大きく広がります。

マレーシア就職を迷っているなら、今すぐ行動する

Cさんからのアドバイスは、非常にストレートなものでした。
「人生は思っているよりも有限で、迷っているなら今すぐ行動してください。」

自己解決能力を持つ/「おんぶに抱っこ」で挑戦しない

Dさんが挙げていたのは、自己解決能力の必要性です。誰かに任せきりの姿勢では、海外での挑戦は難しくなります。

海外生活では、家の契約更新が切れてしまう、住居の設備が壊れる、オフィスで予想外のことが起きるなど、何がいつ起こるか分かりません。それを楽しみながら対処していく気持ちが求められます。


6. 最後に:マレーシア就職を成功させるために

4名の体験談を振り返ると、マレーシア就職を成功させた方に共通していたのは、次の3点でした。

  • 求人の入口は広く取りつつ、面接では自分の希望をはっきり伝える
  • 英語力を、短期間でもいいので上げておく
  • 迷っている時間を減らし、行動量を増やす

この記事をご覧になっている方の中には、まだ海外で働いたことがない方も、すでに海外で働いている方もいらっしゃると思います。

不安がゼロの状態で海外に来たという方は、ほとんどいません。それでも一歩を踏み出した結果、4名ともご自身のキャリアを前に進めています。

「もし自分だったらどうなるんだろう」と少しでも考えた方、マレーシア就職について少しでも悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。リーラコーエンマレーシアのキャリアアドバイザーが、求人のご紹介から選考対策、入社のサポートをさせて頂きます。

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